Ruby on Rails

GithubのプライベートリポジトリをGemfileで参照する方法

背景 当社では、社内で共通に使いたい機能をgemに切り出し、機能の利用側のGemfileでプライベートリポジトリを参照しています。 gem "some_internal_library", git: "https://github.com/precena-dev/some_internal_library.git", tag: "v1.0.0" ローカル端…

Railsのアプリケーションサーバーのプロセス数とスレッド数の設定方法

はじめに この記事では、Railsの本番環境におけるアプリケーションサーバー(pumaやunicornなど)のプロセス数とスレッド数のパラメータ設定に関する情報をまとめます。 プロセスとスレッドの特徴概要 アプリケーションサーバーのパラメータを設定する際に、…

ActiveSupportのto_jsonメソッドの注意点

to_jsonメソッドの注意点 ActiveSupportには、to_jsonという便利なメソッドがあります。 Railsで開発しているときに使う場面としては、DBから取得したレコードをAPIのレスポンスとして返す場合があります。 しかし、deviseを認証に使っているサービスなどで…

危険なJSON出力を禁止するRuboCopカスタムルールの作成方法

背景 userの情報を返すAPIを実装する際、render json: user とするとuserモデルのすべてのフィールドを含むJSONを返してしまい危険です。パスワードはハッシュ化されているものの、deviseが提供するフィールドlast_sign_in_ip などクライアントに返してはな…

schema.rbで差分が発生する事例とその復旧について

Railsには、スキーマファイルと呼ばれる schema.rb があります。 Railsガイドには Active Recordはマイグレーションの時系列に沿ってスキーマを更新する方法を知っているので、履歴のどの時点からでも最新バージョンのスキーマに更新できます。Active Record…

GitHubのプライベートリポジトリをGemfileで参照する方法

背景 当社では、社内で共通に使いたい機能をgemに切り出し、機能の利用側のGemfileでプライベートリポジトリを参照しています。 gem "some_internal_library", git: "https://github.com/precena-dev/some_internal_library.git", tag: "v1.0.0" ローカル端…

tmux + overmind を利用して、複数システムを1コマンドで起動できるよう設定する

はじめに 当社のRailsシステム間連携では、各システムで公開しているWeb APIを使っています。 今までは各システムを bin/rails s で起動し、開発を行ってきました。 ただ、 連携するシステムが増えたり、各システムで使うジョブワーカーが増えたりした結果、…

Rails Migrationチートシート

Rails歴が長い人でも、意外とmigrationの追加用のコマンドを覚えていられず、毎回調べていているので、実装で使ったもの・使いそうなものを少しずつ追加しています。 この記事は定期的に内容が追加される予定です。 よく使うパターン 空のマイグレーションフ…

Railsを6.1系から7.0系へアップグレードした時に調査したこと

先日、Rails6.1系で動いていたシステムをRails7.0系にアップグレードしました。 そのシステムは Rails製APIアプリケーション コード量・利用者ともに小規模 テストコードが充実している と比較的アップグレードしやすかったこともあり、無事に完了しました。…